No Way Out

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アダルト(ひとまずまとめ)


アダルト(続きの続き) - No Way Out

 

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というわけでここまで「びじねす書」という分野の紙媒体を読んで「読書した」と満足するような種類の人達向けに、実際既に成功しているフリーミアの例としてアダルト・チャットの新世代サイトえむえふしーを挙げてみた。その是非に関わらず実際に大きな金額が動くのは事実だし、この業種に一定の社会的地位を与えよう、娯楽のひとつとして認めさせようという気運があることも前に述べた。

 

もはや使われない用語かもしれないが「ロングテール」ということについても簡単に。

 

随分前だがぽっちゃり系というか端的に言ってしまえばおデブさんなモデルから「どんなモデルにも需要はある。だから自分もこうやって働ける」と聞かされた。そのおデブさんが働いていたのは旧来のスタイルのサイト、つまり無料のスペースではおしゃべりのみ・それ以上の場合は有料・そしてモデルの収入はその有料のプライベート・チャットからのみ発生するという奴だ。彼女はスタジオの裏方仕事もやっていたはずなので、チャット・モデルとしてだけではない一定額のサラリーを受けてはいたはずだがそれでも「へー」と思わされた。

 

まさに人の好み/性癖は十人十色・蓼食う虫も好き好きと言っては失礼だが、正直見た目、美人というには程遠い彼女にもちゃんと固定客がついてそこそこ稼いでいたのだ。

 

これは新世代のえむえふしーでも変わらない。月ごとの獲得チップの総計で争われるミス・えむえふしーのリストを見ればよくわかる。どうしてこのモデルが?と思うような容姿のモデルが上位にいたりする。逆にファッション紙の表紙を飾れそうなほどの美女が100位あたりにいたりすることもある。勿論こういうのは影のパトロンの存在が(ゴニョゴニョ)だが、もう少し踏み込んでサイト全体の様子を見てみるとさらに納得できる。

 

クソ重いトップページのずーっと下もしくは2ページ目3ページ目にリストされているような不人気なモデル達の部屋に何人入室しているか注意深く見てほしい。デフォルトではモデルのリストは例のカム・スコア順であるが入室人数によってもソートができる。

 

・・・え?動物園?失敬な。まあ実際どうしてこの人はチャット・モデルになったんだろうみたいな人がずらーっと・・・。ってそうじゃなくまあ十人並みかなあみたいなモデルの部屋の入室人数と、「横綱!」というか「ゴジラ?」みたいなかなりアレなモデルの部屋のそれでは後者の方が多いことに気づくだろう。

 

その怪獣ルームで一生懸命に怪獣に「綺麗だよ、綺麗だよ」といい続けるファンがいても驚いたり「本気かよ?」と疑ったりしてはいけない。それこそ蓼食う虫も好き好きだ。人の好みをとやかく言うべきではなかろう。ポルノグラフィには立派にジャンルとしてBBWとかPlumperとかある。

 

勿論冷やかしや怖いもの見たさがあることは想像に難くない。しかしたとえ数人単位であろうと怪獣モデルのほうがトラフィックを稼いでいるのは事実である。WEB上のあらゆるサイト・ページがトラフィック量を一番気にするのとまったく同様に、この業界も「トラフィック」が第一である。十人並みの地味なモデルの部屋と怪獣モデルたちのチャット・ルーム、この間にもこの影響が出る。いやむしろミニマルなだけにその差がわかりやすい。

 

怪獣みたいだと笑うつもりで入った部屋でその怪獣に存外温かく歓迎されたら人はどうするか?もしくはチャット・ルームに二三人しかいないのに突然プライベート・メッセージで「hi!」と話しかけられたらどう反応するか?

 

普通にソシアライズされた常識人ならちゃんと挨拶をして一言ふたことは会話を続けるように努力をするだろう。それが正しい人のあり方だし、人はそうあるべきだと思う。が、しかし!その常識的な反応をした瞬間あなたは最初の罠にかかった(爆)

 

まあ、ここから先はモデルの腕次第ということになり、今現在そういうリストの下のほうになっているモデルはせいぜい

「What`s your name?」

「Where are you from?」

「How old are you?」

というジュラ紀から伝わる一連の定型文しか言うことがなく(もしくはそれしか英語を知らない)

「Up to Private show?」

と、すぐプライベート・ショーの売り込みになるわけだが。

 

そんなんひっかかる奴いるんかと不思議に思うところだが、これが本当にひっかかるお客がいる。いるからこそ20年近くもこの業種が続いている。

 

大金を使う固定客がいる反面、この手のサイトの顧客はつねに流動する。次から次へと新しい獲物がやってくるわけだ。だからこそ「トラフィック第一」であり旧世代スタイルのサイトとしては後発のLJがそのあたりを徹底して、物量作戦の広告合戦に力ずくで勝ち今も生き残っているのだ。

 

怪獣モデルの部屋の観察はロングテールだけでなく「トラッフィックが無ければビジネス・チャンスは生まれない」ということの実例となる。成功して大金を稼ぎ出しているモデルのたけのこ剥ぎ式メソッドも膨大なトラフィックがあればこそ成立するわけである。

 

自分の時間を使うのに評判の「びじねす書」を読んで理解した気分になるのと、裸のおねーちゃんがあんなことやこんなことしているのをニヤニヤ眺めながら頭の片隅で今現在自分が見ている出来事について考えてみるのとどっちを選ぶか?

 

ま、それこそ個人の選択の自由ですかね。