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No Way Out

はてなが苦手な人間によるはてなにあるまじきエロな話題 削除上等

ヌード・チャットに金を使う前に(あるいはチャトレになる前に)


(続)ヌードチャットで働く前に - No Way Out

↑現在考えたことはこっち

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日米というか日本と海外ではかなりシステムが違うため、色々なところが違っていたりするとは思うが根幹の部分は一緒なので。

 

まずモデル、Camgirl、チャトレ呼び名はなんでもいいが、彼女達は究極的に顧客を人間と思っていない。『金』あるいは数字がすべてである。よく「ここでお友達ができて~」とか"Making good firends"とか言うが真っ赤なウソ、当たり前だが。いい友達とは「よくお金を払う」あるいは「お金を稼ぐことを邪魔しない」客のことであり、自分にあれをしろこれをしろと一切言わない客である。

 

チャット・モデルとして成功している・あるいは長く続けている人間は否応無くそういう考え方になる。「たしかにお金が目的ではあるけれどそれ以外にも・・・」などウソウソ。数字で成果が目に見える以上いずれゲーム感覚でその上下を操作することを考えるようになる。そこには人間の心理を操作するという作業は入っても「思いやる」というまともな人間関係が入り込む隙はない。そういうドライな心境になれない人間は早々とこの業界に見切りをつけ去っていく。

 

昔よく聞いたが話で具体的な数字は忘れたが「初めてカメラに映ってオンラインになった場合、最初の15分でギブアップする女の子が何%、残ったうち最初の三日で辞める子が何%、そこからさらに一ヶ月で何%~」というのがあった。最終的には一年以上続ける子が10%に満たないとかだったと思う。そしてそれくらい長期間やる子になると今度は辞められないというか他の仕事に移る事など考えなくなるそうだ。

 

どのような種類の対人のサービス業も突き詰めれば「人=金」に行きつくのかもしれないが、ヌード・チャット、ビデオ・チャット・サービスの場合、実際に目の前に顧客である人間がいないためか簡単に最後の線まで行き着く。その心理はむしろ電話や郵便・メールで行う振り込め詐欺架空請求を生業にする人々に近い。

 

世の中の人は何故こんなうさんくさい業種が続いているのか、トラブルが起こって社会問題になったりしないのかと不思議に思うかもしれない。LINE等で援助交際がらみの事件が起こっているのにこういったチャット関係で大きな事件は起こっていないじゃないかと。実は起こっているのだ。ただ表に出てこないだけでいくらでも危険な話が存在している。世間には流行しているLINEなどのインスタント・メッセンジャーや出会えない「出会い系」サイトのほうが話が通りやすい。それだけの話だ。

 

 

チャットで大金を稼ぎ出すには定石が存在しない。というか私はそんなもの知らない。こうやれば必ず儲かるという方法は無い。「たけのこ剥ぎ」もうまくやれば効果があるということで誰もがそれを成功させることができるというわけではない。よくYoutubeに「モデル・エージェント」だとか「元人気モデル」だという男女がリクルート目的なのか、「こうやりましょう・これをやってはいけません」とかビデオをあげている。正直八割以上は的外れなアドバイスばかりだ。

 

たった一つだけ方法があることはある。おそらく売れっ子キャバクラ嬢も使う手なのだと思う。そしてその手法はこの業種の本質を顕わしている。「いつかは実際に会える」「会って仲良くできる」と顧客に信じ込ませることだ。キャバクラ嬢の場合はお仕事抜きの店外デートからそれ以上のお付き合いということになるのだろうか。それをうまく匂わせて擬似恋愛関係に持ち込む。これさえできれば金は入る。

 

一体何故あの「じぇんとるまん」達は目の前にはいないネット上のモデルに惜しげもなく大金をつぎ込むんだろうと、最初不思議に思った時期があった。最近ある人気モデルを定点観測していたところ一度に日本円で100万円以上のチップを受け取っているのを見た。確かに世の中には信じられないような金持ちがいるんだろうが、ただ半裸で寝そべっていっるだけの女性に100万円?

 

なんのことはない彼らはただ「見て楽しむ」だけではなくその先を期待して「投資」している場合がほとんどなのだ。

 

サクラではないというか表向きはそういうサービスではないとしている各チャット・サービスだが、実際にモデルが使うのは出会えない出会い系のサクラと同じ手法だ。出会えない出会い系のサクラには男が多いとも聞くが、せいぜい顔と身体を見せて相手は女性だと証明する分良心的と言えなくも・・・待てよ?カメラの後ろにいるのは・・・(爆)そう、大抵の場合はそういうことである。「カレシ~?いませんよお」と風俗業界やげーのー界の女の子たちが口を揃えるのと同じ。

 

世界の様々な国(実際には限られた国)からモデルと顧客が集まるえむえふしーでも状況は一緒だ。総じてアメリカ人モデルは人気が高い。これは当然「いつか会える」ことを期待してるアメリカ人客が多いからだ。サイトの一大勢力であるルーマニア人モデルの何人かがこのことを愚痴っているのを見たことすらある。実際にはこのルーマニアのモデル達もドイツ・イギリス、あるいはイタリアからの顧客に対して同じ手法を使っているので文句言う資格はないと思うのだが(w

 

トップ・モデルの何人かはルーマニア人だが、まず確実に裏で出会えない系トリックを使っている。かつてこれを使おうとして失敗し、一旦期間を空けて現在再度奮闘中のモデルがいるのでよくわかる。そして例のカムスコアにまつわるテクニックもある。充分な金を稼ぐにはまず充分なトラフィックを稼ぐ必要がある。カムスコアが高ければページのモデル・リストの目立つところに置かれる。そして高いカムスコアは顧客に「ああ、このモデルは人気があるんだ」と知らせそれなりの出費を覚悟しなければこのモデルの注意をひけないとわからせる。だからこそカムスコアが重要であり、トップ・モデルはミス・えむえふしーのランキングと同様にカムスコアに拘る。

 

モデルが部屋を開いていないときにチップを贈るとカムスコアは通常より多く高いほうへと動く。トップ・モデル達の多くはこのオフライン・チップを固定客に勧める。「私のスコアのため」というわけだ。オフラインでチップしてるんだからオンラインのときはチップしなくていいと思ったら大間違い。オフラインのことはあくまであなたとワタシのひ・み・つだ。そして大概の場合こういいたサイトで大金を使う男というのは見栄っ張りで、他者に自分がこれだけ金を使ってると見せたがる。モデルが特別に気を使わなくても勝手に財布を投げ出してくれる場合がほとんどだ。

 

数字を上げるためにはもっと公にはならない、影で噂されるダーティーな手法もある。その手法自体は旧来のスタイルのサイトでも存在した。しかしモデル自身の実入りに直接大きく働くことはないため忘れかけていたが、えむえふしーという新世代サイトのシステムを教えられたときに「あーー」と膝を打った。

 

カムスコアという偏差値は、稼いだ金額のトータルで決定されるミス・えむえふしーのランキングから生々しさを薄れさせ、ゲーム性を高める。モデルの競争心を煽ることで間接的に顧客の競争心を煽り金をジャブジャブ使わせる。なんと賢い運営会社であろう。

 

出会えない出会い系トリックを巧妙にそして公に行うのがよく見かける「Date Raffle」だ。モデルとのデート権をかけたくじ引きで、チケット一口50米ドルとかのことが多い。大体Raffleの経過を見ているとわかるが、まずそういうRaffleの当選者というのはそのくじ引きの日にはその部屋にいない(w

 

もちろん偽の当選者を選ぶというこすっからいことをやっているモデルもいるだろうが、大体の場合はその必要さえない。前にも述べたようにこの手のサイトの顧客は流動が激しく、ほとんどは一見さんで二度と見ることはない。また割と盲点になるが、結構多い割合で一度そういうサイトで金を使ったことを後悔し忘れたがる顧客が多いのだ。もういいから連絡とかしないでくれる?という心境になるらしい。

 

かつてたった一人だけ、Date Raffleに当選したという客の話を聞いたことがある。そのデートというのは全米各地でよく行われるアダルト業界のコンベンションに一緒にゲストとして・・・ということだったそうだ。コンベンションのチケットが届けられて当日入場窓口に行ったらモデルのいるブースに案内され紹介をうけ握手をして・・・ってそれデートじゃねーし(爆)。

 

当たる当たらないにかかわらず、Raffleを行うこと自体が顧客に「いつかこのモデルに実際に会えるかもしれない」という変な希望を持たせる効果があることにも注目してほしい。しかしそれは本当に淡い期待にすぎない。モデルのほとんどは大金を使う顧客に感謝すると同時に「Creepyな奴ら」と思っているのが実際だ。カメラの映像とマイクからの声だけで私を判断しないでよねというわけだ。彼女らの嫌いな男性のタイプは間違いなくチャット・サイトで金を使って女の子を口説けると思っている人々だ。

 

もっとえぐいRaffleに「Fuck Raffle」とかもある。もろにそれが前面に出ていて身も蓋もないが時折見かける。実は中には元々アマチュア・ポルノのサイト出身のチャット・モデルもいるので、冷静に考えればそう驚くことでもない。スインガーとかスワッパーのサイトでメンバーの中から・・・という企画はよくある。

 

別にモデル達の中にプロのそういう職種の人がいるということではない。実際にはチャット・モデルをエスコート嬢扱いすることはこういったサイトの上で最大のタブーの一つである。中にはポルノ女優の副業ということもあったりするのだが、それを公にしていない場合は本業のポルノグラフィのほうについての言及も避けたほうが賢明だ。ほとんどの場合、モデルはポルノグラフィや日本でいう性風俗業界と一緒にされるのを嫌がる。

 

「しかしFuck Raffleって、お金のやりとりが発生している以上prostitutionになるんじゃ・・・」と私と同じ疑問を持った方も多いでしょう。いくら国や地域によって売春が合法な場合があるといってもかなりグレー・ゾーンですわね。この疑問を実際モデル当人にぶつけた人がいたのを見た。それに対する答えに私は思いっきりのけぞった。

 

「ビデオに撮ってあとで売るから売春じゃない。そのビデオを販売することを了承する書類にはきちんとサインをしてもらう。それに必ずコンドームを使うから売春じゃない。」

 

 

絶句・・・。正直意味わからん。

 

 

 

 

 

 

そういえばなんかちょっと前に日本のAV女優の人のツイッターが炎上してたとかで、その人が「AVは売春じゃない。ちゃんとコンドーム使ってる」みたいなこと言ってたな・・・。

 

 

 

 

 

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あなたの支払うお金が数値化されさらに他の人のお金を呼ぶ。こういう業種の経済にあなたは貢献しようというのだろうか。その金額は一瞬の快楽(それも実際には自家発電 w)のために見合う代価であろうか。

 

これからチャトレだかなんだかいう仕事をしてみようかと思っている女性の方、あなたがたのほとんどはそこまで深刻に考えることなく気軽にサイトにサインアップしてみようとなさってるのでしょう。中には事情があって自宅から長い時間離れられない・この仕事くらいしか見つからないという場合もあるでしょう。

 

でもこれからあなたが入る世界は大なり小なりこういうところです。そして運よくそこで成功したとしましょう。まず間違いなく人格に大きな影響が出ます。そして日本語では水商売でも風俗でもないでしょうが、英語では明確に

 

Sex Worker

 

に分類されることがほとんどの業種です。

どうお金を使おうと稼ごうとあなたの自由です。別に止めたりはしません。

 

 

 

 

 

 

 

私自身はSex Workを否定しない。おためごかしでなく、存在することのほうが自然だと思っている。ただしその有り様は欧米的な白黒はっきり二分したものでなく、むしろ日本的なグレー・ゾーンに置いたままのほうがいいと考えている。恥じることでもないが誇ることでもない、そういった見方だ。しかし世間一般ではどうだろう?

 

ヌード・チャット、ビデオ・チャットそういったものの最大の問題は、それがSex Workであるからではなく、そこで成功を収めるために詐欺的な手法がとられることだと思う。逆に言うと良心的に、あるいは新しいエンターテイメント/エンターテイナーとしてやってみようとか考えたりしたらまず儲からないということだ。